(株)つつじ庵 所長 飯野 佑樹

プロフィール

入社3年目でグループ内の(株)つつじ庵(群馬県)の所長に抜擢。真面目にコツコツと努力を重ね、日ごろの営業や商品開発に取り組む姿は若手ながらも周りに大きな刺激を与えている。また、後輩の人財育成にも挑戦し、自らも何事にも挑戦する姿が印象的。

地元の特産品を生かして
“一番の銘菓”を生み出す

失敗の“その後”を考える

日本全国の地域の活性化を目指すTTC GROUP。飯野は群馬にあるグループ会社(株)つつじ庵に配属されてわずか3年で卸部門の所長に大抜擢された。それは、ある失敗を糧にして次のステップに成長するための試金石だったと彼は考えています。入社2年目に企画開発した商品の売上が伸びず、売れ残ってロスになってしまった苦い経験があった。つくりたい商品には仕上がったものの、お客様が求める群馬の素材や文化が入っていなかったため、他との差別化ができなかった。自己中心的な考えで仕事を進めていたことを痛感した苦い経験を飯野は振り返る。「それからは商品企画会議に積極的に参加し、お客様の声を大切にして、お客様目線の開発に取り組んでいます」。この失敗から間もなく、飯野は所長に昇格。「これから自分がどうすべきか、という意識を求められていると感じました。そこから何をするか、どうしたら良くなると思うか、そういう自主性を大切にしてくれる。それがTTCの社風なんです」。失敗から学び、自分の成長へとつなげた飯野は常に前進し続けている。

日本一有名なえびせんに育てたい

現在、(株)つつじ庵の主力商品となっている「下仁田ネギえびせん」。この商品の開発にはいくつもの困難があった。「群馬県は下仁田ネギとコンニャクが特産です。(株)つつじ庵が運営する上州・村の駅のオープンに際して、下仁田ネギを使って商品開発をしようという話が出ました。それが『下仁田ネギえびせん』の始まりです」。兵庫県のメーカー様と交渉を始めたが、なかなか製造を承諾して頂けず、悩んだ末、飯野は群馬から兵庫に行き、直接思いを伝えることに。「社長にお会いすると、やるならば有名ブランドのえびせんにも負けたくないという心意気のある方でした。1年かけてお願いして何とか商品をつくってもらえることになったのです」。パッケージのリニューアルなども行い、愛情を持って商品を育て上げた。その努力もあって、つつじ庵で一番の人気商品に成長した。その後、お得意先様から声をかけて頂き、6か月間もの長期催事にも挑戦。「下仁田ネギえびせんを購入したお客様から『こんなに美味しいせんべいは初めて食べました。衝撃を受けました』と嬉しいお言葉を頂きました。さらにリピーターを増やし、地元に愛される名物にしたいですね」。

地域にブランドを立ち上げる

「自分の企画した商品で売上10億円を超えるようなブランドをつくりたいです。地元の素材や文化を取り入れた商品開発で、地域の魅力を発信していけるようになりたいと思っています」。飯野は自身の夢を堂々と語る。地元に関わること、働く社員やパートナーさんが自分の仕事に誇りを持てるような会社にしていくことも大事だと話す。「ブランディングが成功したら、そのノウハウをまとめて経営コンサルティングの業務もやっていきたいですね。将来的には自分が経営者として、地域に魅力的なブランドを立ち上げ、常に新しいことに挑戦していける会社をつくりたいと考えています」。TTCには夢を語れる環境がある。

※「パートナー」はパート、契約社員、アルバイトをまとめた呼称。